杭州で27日、「中国文献にみられる日本画像資料」シンポジウムが開かれ、中日双方の専門家や学者など20人あまりが出席した。同シンポジウムは、浙江工商大学日本文化研究所が主催し、日本国際交流基金が協賛した。
浙江工商大学日本文化研究所副所長を務める王宝平教授は、中日文化交流をめぐる過去の研究が文字資料だけを重視し、絵や図を軽視していた状況を、今シンポジウムを機に変えると発言。同研究所はこの機会を利用して、日本を描く中国の絵図に対する専門研究に、全国で初めて取り組む。
シンポジウムでは王宝平教授のほか、日本の姫路獨協大学の石暁軍教授や神奈川大学の福田アジオ教授、関西大学の教授など、著名な学者がテーマ別報告を発表した。出席者は、より踏み込んだ絵図研究をいかに行うかなど研究方法や、注意すべき点などについて、活発な討論を行った。(編集SN)
写真(1):シンポジウムで報告を発表する浙江工商大学日本文化研究所の王宝平副所長
写真(2):シンポジウム出席者と討論する関西大学の松浦章教授